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サポート範囲と SLA

CSIRT-Pro のサポート対象範囲(無償/有償)と、サービスレベルの考え方をまとめます。 契約上の正式な定めは別紙「CSIRT-Pro SLA」および利用規約によります。

ベータ期間中の位置付け

本サービスは現在ベータ版として提供されています。 本ページに記載するサービスレベルは、ベータ期間中の取組み目標(SLO)であり、契約上のコミットメントではありません。 ベータ期間中、目標未達を理由とする返金やサービスクレジット等の金銭的補償は、当社の故意または重大な過失による場合を除き行われません。 正式版(GA、2026 年 9 月予定)リリース後は、別途定める正式版 SLA が適用されます。


サポート対象範囲

無償サポート(契約に含む)

  • 本サービス本体の可用性および性能の維持
  • 本サービスの不具合の調査と修正
  • 標準提供する検知ルール、Playbook テンプレート、Integration コネクタの保守
  • Web 画面および API の操作方法に関する技術的問い合わせ
  • SLO を満たすための運用および監視

サポート対象外

  • 対象環境(お客様のシステム、端末、SaaS、ネットワーク機器、エージェント等)の障害および設定
  • 対象環境から本サービスへのログ送信経路(通信回線、ログ転送ツールの動作等)の調査
  • 第三者サービス(連携先)自体の不具合、仕様変更、利用方法
  • お客様が作成または変更したカスタム検知ルール、Dashboard、Playbook、Pipeline 設定の設計と動作
  • お客様が作成したカスタムクエリの最適化およびパフォーマンスチューニング
  • 認証情報、API キー、トークンの管理に起因する事象
  • 取り込まれたデータの内容、精度、解釈に関する判断
  • お客様内部の運用フロー、組織体制、教育

別途有償で支援できる事項(オプション)

  • カスタム検知ルール、Dashboard、Playbook、カスタムクエリの設計、実装、最適化の支援
  • 他社 SIEM(Splunk 等)からの移行支援
  • SOC 運用代行(マネージドセキュリティサービス)
  • インシデント対応支援(IR リテイナー)
  • セキュリティアセスメント、コンサルティング
  • トレーニング、教育

詳細は 営業窓口 へお問い合わせください。


機能別サービスレベル目標(SLO)

主要機能ごとの目標値です。 ベータ期間中、各 SLO は契約上のコミットメントではなく、当社の取組み目標です。

機能 可用性 SLO 性能 SLO 備考
Web 画面 99.0% 基準クエリ SLI を参考指標として開示 操作内容により応答時間は変動
ログ取込(Pipeline) 99.0% 取込みから検索可能まで通常 5 分以内 送信側の経路は対象外
検索(PRQL) 99.0% 基準クエリ SLI を参考指標として開示 お客様作成クエリの応答時間はクエリ設計に依存
検知ルール実行 99.0% 設定スケジュールに基づき実行 バックログ滞留時を除く
Playbook(SOAR) 99.0% トリガーから実行開始まで通常 1 分以内 外部 API 応答時間は対象外
ケース管理 99.0% CRUD 操作 通常 3 秒以内 大量データ操作は対象外
Dashboard 99.0% 基準クエリ SLI を参考指標として開示 構成とクエリ複雑度に依存
Integration 対象外 当社側コネクタの動作のみ目標 第三者サービス自体の可用性は対象外
アラート通知 対象外 当社送出は通常 5 分以内 外部受信側(Slack / メール等)の遅延や到達は対象外
問い合わせ対応(平日 9:30〜17:30) 99.0%(営業時間) 初回応答 1 時間以内 P1: 4 時間、P2: 1 営業日、P3 以下は通常対応

性能の参考指標(基準クエリ SLI)

検索や Dashboard の応答時間は、お客様のクエリ設計、データ量、画面構成、ワークロードによって大きく変動します。 このため業界の標準的な考え方(Datadog、Snowflake、Splunk、Elastic 等のデータ基盤や観測性プラットフォーム)に準じ、契約上のコミットメントとしての性能 SLA は設定しません。 代わりに、基盤性能を追跡するための参考指標(SLI)として、次の基準クエリを当社環境で定期実行し、応答時間を開示します。

  • 基準クエリ:from messages take 10
  • 参考目標値:クエリ実行から結果表示まで 3 秒以内(社内モニタリング指標)

この指標は契約上のサービスレベル コミットメントではなく、SLA 違反に基づく金銭的補償の発動条件ではありません。 お客様が作成したクエリ、Dashboard、カスタム検知ルールの応答時間は本指標の対象外です。


通知マトリクス

メンテナンス、障害、その他の重要事項は次の方法で通知するよう努めます。 「対応開始」は当社内部での対応着手を意味します。 お客様への「連絡」(Home 画面バナー掲示、電話発信等)は、ログイン状況や通信経路により遅延や到達不能が生じ得るため、努力目標として位置付けます。

事象の種類 通知のタイミング 通知方法
計画メンテナンス 原則 7 日以上前に予告 Home 画面バナー
緊急メンテナンス 可能な限り事前、不可能な場合は開始時または事後速やかに Home 画面バナー
障害(P1: 重大) 検知から 30 分以内に対応開始 Home 画面バナー、必要に応じて電話連絡
障害(P2: 中) 検知から 1 時間以内に対応開始 Home 画面バナー
障害(P3: 軽微) 検知から 4 時間以内に対応開始 Home 画面バナー
障害復旧連絡 復旧確認後 1 時間以内 Home 画面バナー
障害事後報告(RCA) 重大障害は復旧後 5 営業日以内 Integration を通じた連絡
セキュリティインシデント 合理的な期間内に Home 画面バナー、必要に応じて電話連絡
サービス仕様や機能の重要変更 原則 14 日以上前に予告 Home 画面バナー、製品内通知

重要度(深刻度)の区分

  • P1(重大):本サービス全体または主要機能の停止、データ消失リスク、セキュリティ事故
  • P2(中):一部機能の停止、一部のお客様に影響、性能の大幅劣化
  • P3(軽微):限定的な影響、軽微な機能不具合

深刻度の判定は当社が行い、お客様から異議があった場合は協議のうえ確定します。 緊急時の電話連絡は、事前にご指定いただいた管理責任者の電話番号に対して行います。 通知は原則として日本語で行い、ご要望に応じて可能な範囲で英語による補足も提供します。


共通除外事項

次の事象は、上記のサービスレベル目標の対象外です。

  1. 計画メンテナンスおよび緊急メンテナンス
  2. 不可抗力(天災、通信障害、パンデミック等)
  3. 第三者が提供するクラウドインフラ基盤の障害
  4. お客様環境(端末、回線、対象環境)に起因する事象
  5. 申告した利用規模を超過した利用
  6. ベータ機能(ベータ期間中は全機能が対象)
  7. DDoS 攻撃やセキュリティ事故対応に伴う一時的な制限
  8. お客様または利用ユーザによる規約違反
  9. お客様の事前同意を得て実施した変更

正式版(GA)リリース後の SLA(予定)

正式版リリース時に、別途定める「正式版 SLA」が適用されます。 正式版 SLA では、契約上のコミットメントとしての稼働率保証とサービスクレジットによる補償を定める予定です。

項目 予定値(変更され得る)
サービス稼働率 月次 99.5%(コミットメント)
サービスクレジット 違反水準に応じて月額料金の 10% 〜 30% を上限として返金
申請期限 違反事象の発生から 30 日以内
計画メンテナンス窓 原則として日本時間の休日深夜帯、月次合計で最大 6 時間

上記は GA 移行時点での予定値であり、正式版 SLA 公開時に変更される可能性があります。 プラン別の稼働率目標は プラン・提供機能・上限 を参照してください。